「jidai」（ジダイ）は、使われなくなった素材や試作用の素材を、新たなデザインやアイデアを付加して価値を高めること（＝アップサイクル）により、作品・商品として具現化するブランドでありプロジェクト。

「jidai」を手がけるのは、革財布や革小物などを展開するものづくり集団・waji（ワジ）さん。2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs」(持続可能な開発目標・Sustainable Development Goals ) で掲げられた目標の1つ「つくる責任 つかう責任」をwajiさんなりに解釈し、お客様が心から欲しいと思えるプロダクトを追求しています。



消防用ホースを素材として生かしたシリーズには、大阪府堺市消防局にて実際に使われ、既定の耐用年数を超えた消防用ホースを再利用。消防用ホースの内側はゴム素材、外側は耐摩耗性・耐熱性に優れる繊維や反射材が使われています。

素材の特性をデザインに生かしながら、消防用ホースとして「生活を守る」役割から、日々の生活に寄り添うアイテムに再生しています。

　





反射テープがアクセントになっています。(グリーンモダンのみ)　暗い夜道でも安心。

タフな作りの消防用ホース。裏面はゴムのコーティングがされています。

やわらかいウォッシャブルレザー

耐用年数を超えて役目を終えた消防用ホースをアップサイクルしたIDカードケース
黒のレザーをそれぞれ掛け合わせた配色は、クラシックで大人っぽい印象。
ベーシックながらも表情豊かな4色展開

消防用ホースの厚みは約2ミリと肉厚で、内側は大量の水を送ることができるようゴム素材で覆われています。

ホースの幅を生かしたサイズ感と、外側のカラフルな生地やリフレクター材などもあり、日常に取り入れやすいスタイリッシュなデザイン。その両方を叶えたアイテムとして、このアップサイクルバッグが誕生しました。

さらに掛け合わせた本革には、ハイブランド御用達の革タンナーからセレクトした、レザージャケットにも使われる上質な革を使用。水洗い可能な特殊染料で仕立てられています。
丸洗いはできませんが、水に濡れた際でも革の弱点である硬化や水シミなどの影響を極めて受けにくくなっています。

頭からかけなくてもいいように、カシメのスナップを外して首にかけることもできます。



チェーンを着けたカギや食券、切符など、ちょっとしたものを入れられます。

クリップは取り外し可能です。

このIDケースは、本体部分だけでなく、首から下げるネックストラップや小さなカシメの一つに至るまで、すべて職人の手仕事で仕立てられています。量産のプラスチックケースにはない、ハンドメイドならではの温もりと丁寧さが詰まっているのが魅力です。

細部まで気を配って仕上げられた一つひとつは、単なる「社員証入れ」ではなく、使い勝手にもこだわり、毎日の仕事道具として心地よく使える存在へと昇華されています。素材の組み合わせだけでなく、その裏にある「人の手のこだわり」もまた、このケースを選ぶ理由のひとつです。

ただのプラケースでは物足りない人へ。消防ホースの力強さと本革の上質さが、ありふれたIDケースとは違う選択肢を与えてくれます。

スーツにもカジュアルな服装にも自然に溶け込み、それぞれのスタイルにふさわしい雰囲気を添えてくれます。きちんと感を求められるビジネスシーンでも、自由度のあるカジュアルな場面でも、首元に“さりげない個性”を演出します。

役目を終えた消防ホースには、現場で使われた跡が残っています。スレやヨゴレさえも独特の味わいに。長い年月を刻んだその痕跡こそ、アップサイクルの魅力です。

私たちの暮らしでは触れることのない素材。もう一度新しい命を吹き込む。その営みは、古くから日本人が大切にしてきた“ものを慈しむ心”にも重なるように思えます。

ご自分用としてはもちろん、お誕生日、記念日、クリスマス、母の日、父の日、敬老の日などのギフトにもいかがでしょうか。

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・欠品時は注文後の制作となり、お届けまで最長で2か月程度かかる場合があります。在庫状況や入荷時期など、気になることがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。

・本革を使用しておりますので、商品画像との色味の差がまれにございます。天然素材ならではの特性として、予めご了承ください。

・ウォッシャブルレザーですが水やお湯での丸洗いはお避け下さい。

・高温多湿、直射日光のあたる場所での保管はお避け下さい。水濡れした場合はやわらかい布で水気を取り、陰干ししてください。